2026-02-17
コラム
警備の仕事に興味はあるけれど、資格がないと採用されないのでは?と不安になる方は少なくありません。未経験で始めるなら、まず何を準備すればいいのかも気になりますよね。正社員として働くなら、収入がどのくらい見込めるのか、資格を取ると本当に変わるのかも知っておきたいところです。この記事では、警備の資格取得が必要になる場面と、なくても始められる理由を整理しながら、未経験から収入を安定させていく考え方を一緒に確認していきます。
警備の仕事は、資格がないと一切できない仕事ではありません。とはいえ、現場によっては資格者の配置が求められることもあり、働き方や収入に関わってきます。最初に、必要になる場面とそうでない場面を分けて考えると、準備がしやすくなります。
結論から言うと、警備は未経験で資格がなくてもスタートできます。入社後に法定研修を受けてから現場に出る流れが一般的で、最初の段階では資格よりも基本を身につけることが大切です。 一方で、道路の条件や業務の種類によっては、有資格者を現場に配置する必要があるケースがあります。こうした現場は会社側も人員配置を慎重に行うため、資格を持っている人が優先的に入ることがあります。つまり、資格は最初の必須条件というより、仕事の幅を広げる道具として効いてくるイメージです。
資格があると任されやすいのは、ルールが細かい現場や、危険が増える条件の現場です。たとえば交通量が多い道路、見通しが悪い場所、夜間の作業などは、誘導の判断が難しくなります。 会社としても、経験と知識がある人を配置したほうが事故のリスクを下げられます。そのため資格者が求められやすく、結果として出勤機会が増えたり、条件の良い現場に入りやすくなったりします。資格が直接収入に結びつくというより、入れる現場の選択肢が増えることで収入が安定しやすくなる、という考え方が現実的です。
未経験で評価されやすいのは、合図の出し方、立ち位置、周囲確認、報告連絡などの基本動作です。現場では一緒に働く人との連携が欠かせないので、返事がはっきりしている、指示を素直に聞ける、遅刻をしないといった当たり前の部分が信頼につながります。 資格の勉強は後からでもできます。まずは現場で安全に動ける土台を作ることが、結果的に資格取得にも役立ちます。
警備と一口に言っても、仕事内容はいくつかに分かれています。どの分野で働くかによって、資格が関わりやすい場面も変わります。自分がやってみたい働き方に近い分野から、必要な知識を整理していきましょう。
交通誘導警備は、工事現場の出入り口や片側交互通行の場所などで、車や歩行者を安全に誘導する仕事です。現場によっては、資格者の配置が求められる条件があります。たとえば道路の種類や規制の内容により、一定の知識と経験がある人を置く必要が出てくるためです。 また、高速道路や夜間工事のように、スピードや視界の条件が厳しくなる現場では、誘導の判断が難しくなります。こうした現場は、経験者や資格者が入りやすい傾向があります。
施設警備は、建物内外の巡回、出入管理、受付、防犯カメラの監視などが中心です。体力だけでなく、落ち着いて対応する力が求められます。 施設の規模が大きいほど、鍵の管理や緊急時対応など、覚えることも増えます。資格があると、教育担当や責任者に近い役割を任されやすくなることがあります。日々の勤務が比較的安定しやすい分野なので、生活リズムを整えたい方にも検討しやすい仕事です。
雑踏警備は、人が集まる場所で事故を防ぐ仕事です。イベント会場、祭り、スポーツの試合など、状況が刻々と変わりやすいのが特徴です。 この分野では、声かけの仕方や誘導の組み立てが重要になります。資格はもちろん役立ちますが、それ以上に、周囲を見て先回りする力や、トラブルを大きくしない対応が評価されます。単発の勤務もあるため、働き方の希望に合わせて選びやすい一面もあります。
警備の資格は、国が定めるものと、業務に関連して評価されやすいものがあります。どれを目指すべきかは、どんな現場に入りたいかで変わります。まずは全体像をつかんで、必要になったときに迷わないようにしておくと安心です。
警備でよく話題になるのは、警備業法に基づく検定や、指導教育責任者などの資格です。これらは配置基準に関わることがあり、会社としても有資格者を必要とする場面があります。 一方で、火気監視や危険物取扱者乙四、防火管理者のように、現場の安全管理に関わって役立つ資格もあります。必須ではないことも多いですが、現場の理解が深まり、任される仕事が増えるきっかけになります。
交通誘導警備業務2級は、交通誘導の基本を体系的に学んだ証明になりやすく、現場での信頼につながります。未経験から目指す場合は、まず2級を視野に入れる方が多いです。 1級は、より高度な知識と判断が求められ、隊のまとめ役に近い立場で活かされることがあります。いきなり1級を目指すより、現場経験を積みながら段階的に狙うほうが、学びが実務に結びつきやすいです。
施設警備業務の検定は、巡回や出入管理、緊急対応などの基礎と応用を学ぶ内容です。2級で基本を固め、現場の幅を広げてから1級を目指す流れが現実的です。 雑踏警備業務は、人の流れを読む力が重要になります。事故が起きやすい状況の見極めや、誘導方法の組み立てなど、経験がものを言う分野なので、現場での経験とセットで資格が活きてきます。
警備の収入は、資格の有無だけで決まるわけではありません。勤務日数や現場の条件、役割の違いで現実的に差が出ます。ここを押さえておくと、転職後の生活設計がしやすくなります。
正社員として安定させたい場合、まず大きいのは勤務日数です。月にどれくらい働けるかで、収入のベースが決まります。次に影響するのが、配置される現場の種類です。 交通量が多い場所、複数名配置の現場、夜間の現場などは、条件が変わることがあります。資格があると入れる現場が増えるため、結果としてシフトが安定しやすい面があります。
会社によっては、資格手当がつく場合があります。また、隊長や教育担当など、役割が増えると手当や基本給に反映されることもあります。 ただし、資格を取っただけで急に大きく上がると考えるより、資格と経験がそろって評価される、と捉えるほうが納得感が出ます。現場での安全意識や報告の丁寧さなど、日々の積み重ねが収入面にもつながっていきます。
夜間や高速道路などは、条件が良く見えることもありますが、注意点もあります。生活リズムが崩れやすい、天候の影響を受けやすい、集中力が必要など、負担が増える面もあります。 自分の体調や家庭の事情に合うかを考えたうえで選ぶことが大切です。無理をして続かなくなるより、長く働ける条件を優先したほうが、結果として収入は安定します。
資格取得は、やみくもに始めるより、仕事の流れに合わせて進めるほうが続きやすいです。未経験の方がつまずきやすい点も含めて、現実的な進め方を整理します。
警備の仕事は、入社後に法定研修を受けてから現場に出るのが基本です。研修では、警備業法の考え方、事故防止、誘導の基本、緊急時の対応などを学びます。 その後は、先輩と一緒に現場に入り、立ち位置や合図の出し方を実地で覚えていきます。最初から完璧を求められるというより、安全第一で確実に動けるようになることが大切です。
検定は、講習で学んだ内容を理解したうえで試験に臨む形が一般的です。落ちやすいポイントとしては、用語を丸暗記しようとして実務と結びつかないこと、手順をあいまいに覚えてしまうことが挙げられます。 おすすめは、現場で見た動きと講習内容をセットで整理することです。なぜその合図なのか、なぜその位置なのかを説明できるようになると、理解が安定します。
勉強時間は、毎日長く取るより、短くても回数を増やすほうが続きやすいです。出勤前に10分だけ確認する、移動中に要点を見返すなど、生活の中に小さく入れるのがコツです。 また、現場で分からなかったことをメモしておき、帰宅後に調べるだけでも積み上がります。学びを現場に戻して試す、この往復ができると資格対策が実務にも役立ちます。
同じ警備の仕事でも、正社員とアルバイトでは、資格取得の目的が少し変わります。自分の生活に合う働き方を前提に、資格をどう使うかを考えると無理がありません。
正社員の場合、長く働く前提で経験が積み上がるため、資格が活きる場面が増えます。資格者が必要な現場に入りやすくなり、役割が増えることで評価につながることもあります。 また、将来的に教育側に回る、責任者を目指すなど、次の段階を考えやすいのも正社員の強みです。収入を安定させたい方は、資格を急いで取るより、現場経験とセットで段階的に狙うのが現実的です。
アルバイトは、シフトの自由度を優先したい方に向いています。そのうえで、資格を取ると入れる現場が増えたり、条件が変わったりすることがあります。 ただし、資格取得には勉強時間も必要なので、今の生活リズムで無理がないかを確認しておくと安心です。まずは働きながら仕事に慣れ、続けられそうなら資格を検討する、という順番でも遅くありません。
ミュージシャンや役者さんなど、不定期で働きたい方は、現場に入れる日が限られることもあります。その場合、短い期間でも即戦力として動ける基礎が大切です。 資格があると強みになることはありますが、まずは基本動作と安全意識を固めることが最優先です。働ける日数と体調を見ながら、必要に応じて資格を追加していく考え方が負担を増やしにくいです。
ここからは、有限会社太陽警備での仕事の特徴と、資格取得をどう支えているかを具体的にお伝えします。未経験から始める方にとって、入社後に成長できる環境があるかは大事な判断材料になります。
有限会社太陽警備は、広島、岡山、山口で交通誘導警備を中心に行っている警備会社です。工事現場や高速道路上での交通警備が主な業務で、現場の安全を支える役割を担っています。地域の道路事情や現場の動きに合わせて、30年培ってきた技術とノウハウを活かしながら、日々の誘導にあたっています。
交通誘導はアルバイトのイメージを持たれやすい仕事ですが、有限会社太陽警備では正社員としての採用も行っています。未経験で資格がない方も働けて、入社後に資格取得を目指し、仕事の幅を広げていくことができます。 資格取得については、警備業法で定められた国家資格をはじめ、各種資格の取得に積極的に取り組んでいます。現場によって必要な資格が変わるため、働きながら段階的に身につけていく形が取りやすいです。
認定路線など、資格保有者が必要になる現場もあります。そのため、有資格者や経験者の方は待遇面の相談に乗れる体制があります。これまでの経験や保有資格を、どの現場でどう活かせるかをすり合わせたうえで働けると、ミスマッチが起きにくくなります。 また、交通誘導だけでなく、営業としての能力を培う機会があるのも特徴の一つです。現場だけで完結しない働き方を視野に入れたい方にも選択肢があります。
最後に、応募前によく出てくる不安を整理します。警備の仕事は未経験から始める方も多いので、気になる点を先に解消しておくと、次の一歩が踏み出しやすくなります。
未経験から始める方は年齢を問わずいます。大切なのは、ルールを守って安全に動けることと、現場での連携を丁寧にできることです。年齢よりも、体調管理ができるか、継続して勤務できるかが見られやすいです。 もし不安があるなら、まずは勤務日数や働く時間帯の希望を整理して、無理のない形で始めるのがおすすめです。
警備は立ち仕事が多いので、一定の体力は必要です。ただ、短距離走のような強い運動能力が必要というより、長時間安全に立てるか、集中力を保てるかがポイントになります。 不安がある場合は、いきなり無理をせず、勤務日数を調整したり、休憩の取り方を工夫したりして、続けられる形を探すと良いです。暑さ寒さへの対策も含めて、装備や体調管理が重要になります。
資格がなくても採用されるケースはあります。特に未経験者の場合、最初から資格を求めるというより、基本を守って働けるかが重視されます。 一方で、資格があると任される現場が増えやすいのは事実です。採用のために焦って取るというより、働きながら必要に応じて取得する、と考えると現実的です。